師匠(アヴァロンの人)は不老不死になりたいようだけど、僕は不老不死には否定的なんですよね。
まぁ老化を防ぐとか健康寿命を伸ばすとかだったらいいんですけど。
今、少しずつ世界が変わってきているのは世代が入れ替わっているからだと思います。
やっぱり人が入れ替わらないと解決しない問題ってあるじゃないですか。
人の考えってそう簡単に変わらないし、完全に変われたならそもそもそれって別人だし、それはもう死んで生まれ変わったのと一緒じゃないかと思うんです。
僕も心境の変化があってだいぶ考え方が変わったけど、本質的には僕のままです。
変えようとしても体験や経験までは消せませんしね。
師匠だって根性論で説教してきて、X(旧Twitter)を見てると今度は「運動すれば全てが解決するから運動しろ」とか言い出しそうだし。
昭和脳が抜けきらない。
師匠が不老不死になったら、永遠(延々ではなく)にそんなことを言い続けて人類の足を引っ張り続けるでしょう。
人類への恨みも生きている限り一生消えることはなさそうです。
まぁただ、人が入れ替わることで起こる問題もあります。
めちゃくちゃ有能な人が不老不死になって統治した方が平穏になるかもしれません。
でもそれだと進化は止まると思うんですよね。安定はするけど進化は止まる。
進化しなくてもいいじゃんと言われたらそれまでですけど。
とはいえ環境問題もそうですけど、人類が存続するには達成しなければいけない課題は山積みなわけです。
それをクリアするには進化せざるをえない。でなければいずれ人類は滅亡するでしょう。
滅亡してもいいじゃんと言われたらそれまでですけど。
師匠は不老不死になって停滞を望んでいるようですね。
でも人が停滞するだけでは全てを同じにはできない。変わっていくものはある。
そして、いくら停滞させても時は過ぎていく。
失った過去は二度と取り戻せない。
だから僕は師匠にこう思うわけです。
不老不死で満足だなんて、師匠はなんて謙虚な人間なんだろう。