ジーニアスオールザタイム

ブー太 イズ リアルオールシーイングアイ

『少女培養』の感想

『バトフィリア』にいた若き科学者って少女培養の主人公だったのかーっ!
気づいてたらメンバーに入れてたかもなー。

本編で売り飛ばしてた時、少女は命乞いしてたのかなぁ。時系列がよくわからんけど。

ストーリーは――。
僕の理解力が足りないのか? 語られてないのか? フレーバーなのか? 雰囲気だけか?

全然わからーーーーーーん!!!!!!!


ストーリー(世界観 雰囲気)

というわけで内容はよくわかっていない。まぁ別に全部語る必要はないし、それはいいのだが。

師匠(作者=アヴァロンの人)は、『Sonny Boy -サニーボーイ-』というアニメをわけわからんという理由で酷評してるんですよね。

僕にとって『少女培養』は『Sonny Boy -サニーボーイ-』と同じカテゴリです。世界観や雰囲気を楽しむものです。

『Sonny Boy -サニーボーイ-』がダメなら『少女培養』もダメだと思います。

僕は『Sonny Boy -サニーボーイ-』好きです。Lightshipが流れるシーンがお気に入りです。

ゲームバランス

いろいろブロックが用意されていて、攻略法もたくさんありそうだが果たして。あんまり試していない。

それには理由があって、ハンマーの攻撃位置の表示がなくて誤爆が起きまくるからだ。
これがあるから、なるべく誤爆が起きないような攻略しかやらなかった。

まぁこれも「クソゲーw」的な出オチの笑いはあるだろうから別にいいのだが。
出オチの笑いと、その後も続くストレスを天秤にかけると、ちょっときつい。

そう言えば、饗庭淵さんが攻撃位置を可視化できるように改造してプレイしていた。RPGツクール2000を持ってたらできるのかな。


師匠の作品は、最終的にゲームバランスが崩壊することが多いのだが、少女培養は、その崩壊具合が唯一笑いに繋がっている作品だと思う。


文才

文才が伝わる作品は、『スポンサーガ』や『独立理想国家アヴァロン』等、他にもある。
ただ、それらの作品はエンタメ的で、何らかの理論に当てはめて作っていると感じられる。
言うほど簡単ではないだろうが、法則性はあると思う。


少女培養は文学寄りで、なぜこの文章に心を打たれるのか理由がわからない。

「七日が過ぎ、その内二日が雨だった。」

他の人も感動するかはわからないが、個人的に特に印象に残っている文章である。

一見、何の変哲もない普通の文章に見える。というか普通の文章である。何で感動するんだ。わけがわからない。


というわけで、『少女培養』の文章は是非読んで欲しいのだが、文章が読める「章」は確率ドロップで集めるのに作業が必要である。


そして、とある『少女培養』の配信を視聴したのだが、その配信者はほとんど文章を読まなかった。
理由は、ゲーム序盤でプレイヤーをおちょくるメタ発言があり、そこから文章を読む気を失くしたようだった。

プレイヤーにつまんねー煽りを入れた所為で、その後の文章が読まれなくなるというのは、もったいなさがある。
まぁ師匠は「隠れてるものの方が面白い」という信条があるから、わざとクソゲーに見えるようにしてるんだろうけど。

序盤にあるから、あんまり気にならなかったけど、作品全体を把握してからだと、あのおちょくりはだいぶ浮いていると感じる。