ジーニアスオールザタイム

ブー太 イズ リアルオールシーイングアイ

インフレ

ハイパーインフレーション』が売れなかったというのは本当なのだろうか。

本当だとしたら思うことがあって。
僕は今まで「面白い作品とは何か」については考えていたが、「売れる作品とは何か」についてはあまり考えていなかったなと思った。
考えてはいたけど甘かった。ハイパーインフレーションは自分の中では売れる要素を満たしていたから。


話も良くてキャラも立っててセリフも良い。
最初は独特のノリが邪魔してるように感じて、でも途中からそのノリを前面に押し出すようになって、こういう作品なんだなと理解したからスロースターターな気はするが。
だから問題があるとすれば掴みが遅いことなのだが、今回はあまり関係ない。
なぜならハイパーインフレーションはネットでバズっていたから。
ちゃんと読んでもらってみんなから面白いと評価されていた。それでもなお売れないとなると。


天下の集英社でもアニメ化で再度売れるチャンスを与えてもらえないというのは意外だ。
この作品もSNSでバズっただけの作品扱いなのだろうか。まぁまだわからないけど。


ゼノギアスも名作だけど目標売上には届かなかったんだっけ。
ゴエモン3も全会一致で神ゲー認定だと思っていたが、意外と評判悪くて売上げも下がっていたと聞いてショックだった。

売れる作品について考えるなら、お金を払う層とはどんな人達なのかを考えなければいけないのか。