ジーニアスオールザタイム

ブー太 イズ リアルオールシーイングアイ

救いの言葉

フリゲ20XXの話をしたからついでに。



「作品をつまんないと思うのは、おまえの感性が鈍ってるからだよ」



なんてことを言う、言葉の暴力を振りかざしてるのに振りかざしてる自覚がない人っているじゃないですか。

作品を叩かれた作者を守る為に言っているんでしょうけど、思ってるだけで叩いていない人も大勢いるわけです。

この言葉は、思ってるだけの人にも刺すナイフとなるのです。

実際、目にするとすごく傷つきます。なぜなら正論だから。確かに受け手側の問題であることもあります。

自分の方がおかしいのではないかと悩むこともありました。


そんな時に、『冠を持つ神の手』や『オシチヤ』の作者であるoumi(逢海)さんと、フリゲ20XXの主催の方の対談を読みました。

その対談の中での逢海さんの発言が、僕の中で救いの言葉となりました。


「世の芝居の九割五分は純粋につまらないか、趣味にあわないものです。フリゲと同じように。」


この発言を見た時、気持ちがすっと軽くなったのを覚えています。

やっぱりそうだよなぁ。つまらないもんはつまらないよなぁ。というかフリゲに限らず世の中のもの全てに当てはまるんじゃないの。なんて思いました。


他の有名作者の中でも、裏ではけっこうずけずけ言ってる人を何人か知っています。

クオリティの高い作品を作ることができる作者というのは、ダメだと思う箇所にたくさん気付けて、そこを改善したものを形にできる人なのかもしれません。



というわけで、表に出すのはともかく、つまらないという感想を持つこと自体は悪いことではないと思います。
まぁ純粋なプレイヤーとか実況者なんかは、なんでも面白いと思う人の方がいいでしょうね。